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「花束」のように。人々や企業が抱える想いを一つひとつ汲み取り、丁寧に束ねる仕事を続けたい──andBride代表 清川由菜インタビュー

mode-Duoでは「多様性をもってより良い世界を創る」をテーマに掲げ、多様な働き方を推奨しています。


今回は、結婚式のWEB招待状「KITENE」を手掛けるandBride 代表取締役社長の清川由菜さんが登場。


清川さんは、ご自身でウェディング関連事業を手掛ける会社を経営しながら株式会社andBride ※にて事業戦略からプロダクト開発まで幅広い業務を担っています。


今回は、清川さんにウェディング業界に関わり始めた経緯や、andBrideでの働き方、今後の展望についてお聞きしました。


※株式会社andBrideは、mode-Duoが経営支援をしている会社の一つです。

清川 由菜


ブライダル業界にて、ウェディングプランナーとして従事。フリーランスを経て、2023年4月に株式会社Bunchを設立。2021年からandBrideに携わり、2024年2月にandBride代表取締役社長に就任した。

記憶に残った「結婚式が人生で1番幸せな日」


──清川さんは、数ある業界の中で、なぜブライダル業界を選んだのでしょうか?


学生の頃に、「結婚式が人生で1番幸せな日だ」という言葉をどこかで耳にしたんです。そこから興味を持ち始めました。


結婚式を見てみたいと思い、高校3年生の時に結婚式場でアルバイトを始めました。食事を配膳したり、クロークで荷物を預かったりと、サービススタッフとして仕事をしていたのですが、面白いなと思ったんです。そこでブライダル業界の道に進もうと決めました。


──ウェディングプランナーとして、どんな仕事を担当されていたのでしょうか?


新規のお客様に対して式場を案内し、結婚式のプランについてご提案したり、式を挙げることが決まったお客様と3、4ヶ月前から当日に向けた打ち合わせをしたりしていました。また、ブライダルフェアの準備等を担当したりもしていました。


──その後、フリーランスへと転身されています。その理由は?


会社の肩書にとらわれず、個人で仕事をしたいという思いがあったからです。フリーのウェディングプランナーになりたいという気持ちが強かったわけではなく、純粋に自分のやりたいことに対して、自由に挑戦できたらと思っていました。



逗子海岸でのウェディングフォト(株式会社Bunch)


──会社員からフリーランスに働き方を変更するにあたって、不安はなかったのでしょうか?


なかったといえば嘘になるのですが、そこまで躊躇はしなかったですね(笑)。


二足のわらじで、サポートできることを増やす


──andBrideには、どのような経緯で参画されたのでしょうか?


個人で運営しているウェブサイトの問い合わせフォームに、andBrideの担当者からご連絡をいただいたんです。「オンラインウェディングの企画や運営、事業成功のための準備や開発を行うためにチームに加わってくれるプランナーを探している」という話を伺って、面白そうだと思い、ご一緒することにしました。


──現在、andBrideではどのような仕事を担当されているのでしょうか?


今は主に、結婚式用WEB招待状「KITENE」の事業推進です。


WEB招待状のデザインについてアイデアを出したり、デザイナーの方に作っていただいたデザインをレビューしたり。最近は、お客さまからのお問い合わせも増えていて、その対応をしたり、KITENEがより良くなるようなアイディアを出したり、Instagramを運用したりと、幅広い業務を担当しています。


結婚式用WEB招待状「KITENE


「KITENE」は、立ち上げたばかりのサービスなので、まさにスタートアップのように、できることは何でも対応しています。


──andBrideに参画後、ご自身も株式会社Bunchを立ち上げられています。どんな仕事をされているのでしょうか?


ウェディングフォトや結婚式のプランニングなど、ウェディングプランナーとしての仕事はもちろん、KITENEのような商品・サービスの開発もしています。その他、同業者からのご紹介などでご縁があったお仕事をしています。



東京の夜景・街中でのウェディングフォト(株式会社Bunch)


──ウェディング関連といっても、幅広い事業内容を手掛けられているんですね。


そうですね。フリーランスとして仕事をしていた期間に、お取引させていただいた方や新しく知り合った方から「この業務はお願いできますか?」と相談される機会が多かったんです。自分なりに勉強しながら、誠心誠意お答えしていった結果、段々とできることが広がっていきました。


「花束」のように、大切な想いを束ねる仕事がしたい


──現在andBrideで働かれていますが、mode-Duoメンバーと関わる機会も多いと思います。どのような雰囲気を感じていますか?


みなさん、住む場所や働く時間もバラバラで、すごく自由に働かれている印象があります。私もandBride以外の仕事も担当しているので、フルリモートで働くことができ、とても助かっています。


──今後の展望について教えてください。


ありがたいことに、「KITENE」を利用されるお客さまが急増しています。これからも、もっと多くの方にKITENEを知って、使っていただけたら嬉しいですね。


──ご自身が掲げられている今後の目標はありますか?


これからも人々にポジティブな影響を与えるサービスや事業に携わっていきたいです。

私が経営している会社は「株式会社Bunch」という名前で、「Bunch」には「束(たば)」」という意味があります。


花束のように、新郎新婦や企業の想いを一つひとつ丁寧に汲み取って、束ねてカタチにしていきたいという意味を込めています。


これからも、そういった思いを汲み取って、花束をつくるように良い仕事を手掛けていけたらと思っています!


──清川さんのこれからのご活躍、期待しています!本日は、ありがとうございました。

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